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オリジナルカクテルの作り方と考え方

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カクテルに興味がある方なら誰しも自分だけのオリジナルカクテル(勝負カクテル)を作りたいと思いますよね。

しかし、どのようにしてレシピを作ったらよいかと戸惑ってしまう方も多いのではないのでしょうか。

今回はターゲットを意識したオリジナルカクテルの考え方をご紹介します。

※レシピの考え方は別の記事がございますのでそちらをご覧ください。

オリジナルカクテルを考える時の3つのポイント

初めにオリジナルカクテルを考える時の3つのポイントをお伝えします。

季節や提供する際の環境を考える

どのように飲んでいただきたいのかを考える

どんな人に飲んでいただきたいのかを考える

以上の3つを念頭に置いてカクテル作りましょう

それでは上記の3つをさらに細かく見ていきましょう!

季節や提供する際の環境を考える

ここではカクテルを提供する環境について考えていきます。
ここで考えたいのは以下の3つです。

季節感   地域性   店内雰囲気

以上の3つから見ていきましょう

季節感

オリジナルカクテルを作るうえで季節感を考えることは大切です。
もちろん季節関係なく1年を通して提供するカクテルもございますが、
季節を考えた方がある程度種類などイメージを絞ることができます。

また、季節感を考慮するとより多くの方の目を引きやすくなります。

例えば夏ですと、クラッシュドアイスを使用したフローズンカクテルにしたり
スイカを使用したりすることで簡単に夏を演出をすることができます。

また冬の場合、暖かいホットカクテルやショウガを使用することで飲むと身体がポカポカするようなカクテルにすることができます。

以下季節のカクテルの例です。

  • イチゴなどを使った華やかな見た目や香りのカクテル。
  • スイカミントなどを使った清涼感のあるカクテル。フローズンカクテルなど。塩分摂取にスノースタイルもおすすめです。
  • :秋はフルーツが実る季節ですね。柿・栗・リンゴなどを使ったカクテルが好まれます。また和三盆などを使った和風のカクテルも多いですね。
    ジャパニーズクラフトジンとぜひ合わせてみてください。
  • :冬はホットカクテルが好まれます。また度数が高めなカクテルも体を温めるため人気です。

上記のような四季に加えて、年間のイベントもカクテルを考える上では欠かせません。

お正月
バレンタイン
お盆
クリスマス

その他にもイベントは多数あるかと思います。
このようなイベントと合わせることでカクテルに限定感を付与することができ、さらに特別感を演出することができます。

地域の特色を活かす

地域の特色を活かすのも特別感を演出できるのでぜひ考えてみてください。

具体的に申しますと、地域の食材を使用するというのが最もわかりやすいかと思います。

静岡県ならお茶

京都なら抹茶

沖縄ならマンゴーやシークワーサー

青森ならリンゴ

といったようにご当地の食材からオリジナルカクテルを考えるのも楽しいかと思います。

よりこだわりたい方はご当地の名産品などを使用するとより良いですね。


福岡県のあまおう苺

熊本県の晩白ゆず

静岡県の三ケ日ミカン

といったようにその地域ならではの食材を使うとよりこだわったカクテルになります。
カクテル提供時などにカクテルに込めた想いやこだわりなども語りやすいかと思います。

ぜひ地域の食材や歴史などに興味を持ちそこからインスピレーションを得てみてください。

照明・店内雰囲気

こちらは特に多く言うことはありません。

店内の雰囲気とカクテルをマッチさせるという意味です。
分かりやすく言うと真っ暗な店内でプースカフェスタイルのような見た目で楽しませるカクテルを出してもよくわかりませんよね。

そういう場合は部分的にでも良いのでライトや炎を使ってカクテルを照らしてあげると良いです。

また南国にあるカジュアルなバーでしたらフルーツなどをたくさん盛ってリゾート感を演出すると、ゲストの気持ちも高揚することでしょう。

テーマのあるホテルや旅館でしたらそれに合わせた香り・味・見た目をこだわるのも大切です。

USJやディズニーランドといったテーマパークにあるバーではその場所にあったカクテルが用意されています。
その場所でしか味わえない雰囲気をゲストは感じたいものです。

どのように飲んでいただきたいのかを考える

こちらもカクテルを最大限に楽しむには大事なことです。

例を挙げると

グラス選び

カクテルのスタイル

などです。
他にも要素はたくさんあるはずですが、今回はこちらの2つをお話しいたします。

グラス選び

グラス選びはカクテルを考えるうえで外せない要素です。

カクテルの見た目を大きく左右するのはもちろんの事、実は味にも少なからず影響を与えます。

オリジナルカクテルのイメージや込めた思いに合うグラスを選びましょう。

グラスにも様々な種類がございます。

こちらでは大まかな考え方だけご紹介いたします。

グラスの形状は様々です。

  • 三角で足があるグラス
    背が高く味がないグラス
    背が高く足があるグラス

三角で足があるグラス


特徴

度数の高いカクテルに使われる

ショートカクテルに使われる

飲み口が広い

カクテル

このタイプのグラスは度数が高いショートカクテルによく使われます。
飲み口が広いため、炭酸系のカクテルに使うと早く炭酸が抜けてしまう恐れがあります。

飲み口に丸みの帯びたタイプのグラスの場合、舌の先端を液体が包むので甘みを感じさせることができます。

背が高く足がないグラス

特徴

氷を入れて使用する

ロングカクテルに用いられる

飲み口が狭いものが多い

コリンズグラス

コリンズグラスなどがこのタイプのグラスとして挙げられます。
このタイプのグラスは足がないので手の熱で液体がぬるくなりやすい面があります。
そのため、氷を入れ冷たい状態を維持して飲むことが多いです。
度数も低めのものが多く、時間をかけてゆっくり飲んでいただきたいカクテルに使用します。
飲み口が狭いので比較的炭酸を維持することができます。

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背が高く足があるグラス

特徴

シャンパンなどに使用される

飲み口が狭い

香りを閉じ込める

フルートグラスをなどがこのタイプのグラスとして挙げられます。
飲み口がすぼまっているものが多く、炭酸が抜けにくいことや香りを閉じ込めておける効果などがあります。
また、足の部分を持つため温度が下がりにくく、氷を入れなくても足がないものよりはぬるくなりにくい特徴があります。

以上が簡単なグラスの特徴です。

作りたいカクテルの特徴・活かしたい部分を考えて最適なグラスを選んでみてください。

カクテルのスタイルを決める

次に考えたいのがカクテルのスタイルです。
今回は大きくショートカクテルかロングカクテルかで考えたいてみましょう。
まずは二つの違いをご説明いたします。

ショートカクテル

短い時間で飲むことを前提にしたカクテルです。
一般的にはアルコール度数が高いものが多く、量も少なめです。
氷を入れないことが多く、時間と共にぬるくなっていきます。
ですのでショートカクテルは作り立てが最も美味しく、ぜひとも短時間で飲んでいただきたいスタイルです。
ロングカクテル


ゆっくりと楽しんでいただくことを目的としたカクテルです。

ショートカクテルよりも量が多く氷を入れて提供します。
氷を入れることで冷えた状態を保てるので美味しさが持続します。
友人などとゆっくり語りながら飲んでいただきたいスタイルです。

以上がショートカクテルとロングカクテルの違いです。

作りたいカクテルのスタイルを決める際にこちらは重要だと言えます。
アルコール度数の高いカクテルを大量に出されてしまっても飲みきれないですし、
ゆっくり楽しみたいのに少ししかないとお客様はコスパが悪いと感じてしまいますよね。

良い塩梅を探るのはバーテンダーとして大切なスキルと言えます。

他にもカクテルのスタイルにはいろいろあり、例を挙げますと

サワー、オン・ザ・ロック、ジュレップ、フィズ、プースカフェ、フローズン、など

上記に挙げたのはよく耳にするような分類です。
その他にもカクテルにはたくさんの作り方がございます。
ぜひ覚えてたくさん試してみてください。

どんな人に飲んでいただきたいのか考える

写真

ターゲットを決めるのは商品を作るうえで大事ですね。

こんな人に飲んでほしい!という時に出すあなただけの勝負カクテルを考えられると
きっとオリジナリティある目玉商品になると思います。

年齢や性別、価値観など考えられることはたくさんあるかと思います。

甘口が好きな方向けか辛口派向けなのかなど、

しっかり考え確実にファンを増やしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はあなただけのオリジナル勝負カクテルを作る際に考えるべきポイントをご紹介致しました。

勝負カクテルとは味が美味しいカクテルというのはもちろんですが、
「作るバーテンダーのこだわりが見える」というのも非常に重要なポイントです。

どのような経緯で生まれたカクテルなのか、テーマはなんなのかがはっきりしてないとレシピを考えるのも難しくなります。

こだわりを持ってあなただけの勝負カクテルを作ってみてください。

オリジナルカクテル(勝負カクテル)を作る際の3つのポイント

季節や提供する際の環境を考える

季節感:四季を意識し限定感を演出
地域性:その地域ならではの材料で特別感を演出
照明 :店内の雰囲気に合ったカクテルで雰囲気をプラス
どのように飲んでいただきたいのかを考える

グラス選び:カクテルの見た目や風味を左右する
カクテルのスタイル:ショートカクテルとロングカクテル
どんな人に飲んでいただきたいのかを考える

年齢
価格帯
甘口派か辛口派

上記の3つを考えてみることでコンセプトがしっかりしたカクテルが生まれます。

この3つのポイントをまずは意識してみてください。
しっかり枠組みをしてバーテンダーのこだわりが見える自信の持てる一杯を作りましょう!

ぜひレシピの考え方もご覧ください。