【翠 – SUI – 】サントリージャパニーズクラフトジン【評価・レビュー】

今回はこれまでのジンの概念を変えるまったく新しいジンと言われているサントリーから発売されたジャパニーズクラフト翠 SUIをご紹介いたします。

柚子・緑茶・生姜を加え、日本人の味覚を考えて作られており、居酒屋などのお供にもぴったりなすっきりとした味わいです。

最近ではよくCMなどでも見かけるようになり、SNSでもよく飲まれている方を見かけます。
翆はこれから来るであろうジンブームの火付け役として期待が高いジンです。

是非お早めにお試しください!

 

翠 – SUI –

翠 – SUI – の特徴


アルコール度数:40%

ジンタイプ:ドライジン

内容量:700ml

原産国:日本

サントリージャパニーズクラフトジン翆

翆のテイスティングメモ

◆スタンダードなジンに近いキリッとした香り
◆全体的に味や香りが優しいが少し物足りない印象も…
◆初めてジンを楽しむにはおすすめしたいジン

スタンダードなジンに近い香り

タンカレーやビーフィーターの様なスタンダードなジンに近いジュニパーベリーが適度に効いたジンらしい香りです。

タンカレーと比較しますと、
タンカレーのキリッとして雑味のない伝統的なジンの香りに比べ、翠はキリッとした爽やかさは少なく物足りなさを感じる方もいるかもしれません。

しかし、これは翆の強みとも言えます。

翆の強み

翆ジンはどこか物足りない?
これは翆ジンの評価でたまに見かける評価です。

これは間違いではないかと思います。
実際、私も同じ感想を抱きました。

しかし、これもまた翆の強みであるといえます。

翆ジンは刺激がすくない分、味が拾いやすい。

翆ジンをジンを普段からはあまり飲まない人におすすめしたい大きな理由の一つです。

刺激が少ない分、翆の味に集中でき「ジン」そのものを知ることが出来ます。

普段ジンを飲まない方がいきなり特徴的で独特なクラフトジンを飲んでも、あまりジンの味が何なのかわかりづらいかと思います。
ジンの中には数十種類のボタニカルを合わせたジンもありその味を拾うのは非常に難しいです。

しかし、翆はただでさえ味に集中しやすい上に使用しているキーボタニカルも3種類と非常にシンプルです。
どこを意識して飲めばいいかがわかりやすいのも翆の強みと言えます。

ぜひ翆を味わってみてください。

翠には3種のキーボタニカルの香りがプラスされ日本人に馴染み易く作られているそうです。
鼻を刺激するキレは少なく柚子の柑橘系特有の爽やかでほんのり甘い香りがします。

翆ジンの味わい方

翠は初めてジンを楽しむ方やジンのアルコール感が苦手な方にはぴったりかと思います。

前述した様に翆はすごく味を拾いやすい・感じやすいジンといえます。
ジンは口の中で温度が上がっていくと徐々にいろいろな香りが開いていくので、ぜひゆっくりと味わってみてください。

柚子

まず口に近づけると柚子の甘い香り。
飲み始めから感じる柑橘が食欲をそそります。

生姜

口の中で温度が上がってくると次に生姜のスパイシーな香りが開いてきます。

緑茶

緑茶の味を拾うのは難しいです。
飲み込んだと鼻を抜ける上品で少し青臭い香りが最後の余韻としてお楽しみいただけます。
飲み込んだ後の香りもジンの醍醐味ですので、時間をかけてお楽しみください。

翆の特徴的なBOTANICAL

翠 – SUI -にはジンによく使われるボタニカルに加え、
日本人の味覚に合う3つのキーボタニカルを使用しています。

翆に使われる3つのキーボタニカル

柚子
飲み始めから香る爽やかな香り
緑茶

和食に合うお茶の旨み
生姜

後に鼻を抜ける生姜の辛み

その他の伝統的なボタニカル

・ジュニパーベリー
・コリアンダーシード
・カルダモンシード
・シナモン
・アンジェリカルート
・アンジェリカシード
・オレンジピール
・レモンピール

翠 – SUI – の歴史

翠 – SUI – はサントリーさんから製造・販売されているジンです。
皆様一度はサントリーの名前は聞いたことがあるかと思います。皆様の生活には欠かせない企業かと思います。
こちらではサントリーさんについて少しご紹介いたします。

サントリーさんは1899年に鳥居信次郎氏によって始まった会社で元々は鳥居商店という名前でした。
その後1907年に赤玉ポートワインを製造し、その後も角ウィスキーや六ジンなど様々な商品を作ってきました。
翠 – SUI -の発売は2020年3月10日です。

水と生きるsunTORY

「水と生きる」はサントリーさんの企業理念の土台とも言える言葉で、お客様や地域、環境などと交わす約束の言葉だそうです。
この言葉には様々込められた思いがございます。サントリーさんのホームページで確認できます。
やはり飲料品なども取り扱っている会社ですので、水に対するこだわりが強い企業な印象です。

ちなみに、企業名の「sunTORY」ですが、
「sun」が小文字で「TORY」が大文字なのを知っていた方多いでしょうか。

恥ずかしながら私はこの記事を書くまで気づきませんでした。
こちら何か意味があるのかと調べてみました。
由来はsun(太陽)とサントリーの創設者である鳥居信次郎氏の苗字から来ているようです。
「太陽」はサントリーの代表商品である「赤玉ポートワイン」の赤玉から来ているようです。
sun(太陽)TORY(鳥居)の2つから成り立っているので小文字と大文字を分けているのですね。

翆のおすすめCOCKTAIL

翠ジンソーダ

材料

翠ジン:45ml

ソーダ:適量

翆 ジンソーダ
作り方
氷の入ったグラスにジンを注ぎます。
その後氷に当てないように直接液体を狙ってソーダを注いで完成です。

こちらはソーダで割っただけなので、非常にあっさりした味です。
単体で飲むと少し物足りない気がしますが、居酒屋など食事と合わせると抜群に美味しかったです。
私は唐揚げと飲みました。

翠ジン煎茶割

材料

煎茶インフュージョン翠ジン:45ml

煎茶:適量

翆 お茶割
作り方
煎茶の茶葉を漬け込んでおいたジンをグラスに注ぎ、
その後煎茶を注いで完成です。

翠ジントニック

材料

翠ジン:45ml

トニックウォーター:適量

翆ジントニック
作り方
氷を入れたグラスにジンを入れます。
その後氷に当てないように直接液体を狙ってトニックウォーターを注いで完成です。

飲む瞬間に香る柚子の香りが食欲をそそります。
後味も爽やかで伝統的なジントニックといった味わい。
少しライムを絞っても美味しいです。

まとめ

伝統的なジンの味を保ちつつ日本人に合った味わい
柚子・緑茶・生姜の3つのキーボタニカル
食事に合うスッキリとした飲みやすさ