【八八 – PACHI PACHI – 】真穴みかんを使った愛媛産ジン【評価・レビュー】

今回は以前の道後ジンに引き続き、愛媛県のジン「八八 – PACHI PACHI – 」をご紹介致します。

温州みかんブランドの「真穴(まあな)みかん」をボタニカルとして使用したジャパニーズクラフトジンです。

八八 – PACHI PACHI – 

どんな方におすすめ?

日本産のジンを飲みたい
みかんの味わいを楽しみたい
スパイシーなジンが好き

真穴みかんをふんだんに使用した八八ジンは「JAにしうわ」(西宇和農業協同組合)「旬香物産」、そして「近藤酒造」が共同で開発しました。
みかんらしさを追求しており、フレッシュな味わいが特徴です。
そのためエキス分が多くソーダなどで割ると白く濁る姿がお楽しみいただけます。

八八-PACHI PACHI-の特徴


アルコール度数:48%

内容量:720ml

原産国:日本(愛媛県)

キーボタニカル:真穴みかん

テイスティングメモ

八八PACHI PACHIを一言で表すと「みかんのフレッシュな香りが漂う辛口ジン」です。

まずは香りですが、
かなりみかんのフレッシュな甘い香りを感じます。

そして実際に口に含みますとかなりスパイシーな印象を受けます。
アルコール度数が48%と高めなこともございまして、
ピリッとした刺激も感じます。

口に含んだ瞬間はスパイシーさを感じますが、しばらくしてジンの温度が上がっていきますと、再び真穴みかんの甘さが戻ってきます。

八八PACHI PACHIの特徴の一つとして、素材ごとに適した蒸留方法を取り入れておりまし、各ボタニカルの味わいが鮮明に引き立っています。

ジュニパーベリーの香り:★★★☆☆ みかんの香りがメインですが、しっかりとジュニパーベリーの香りもします。
キレ:★★★☆☆ 甘口なイメージとは裏腹にキリっとしたジンらしさをしっかりを保っています。
まろやかさ:★☆☆☆☆ まろやかな印象はあまりなくどちらかというとキレの方が強いドライなジンです。

BOTANICAL

みかんの果実
みかんの花
みかんの新芽
青みかん

コノテガシワの実
ジュニパーベリー

八八-PACHI PACHI の歴史

近藤酒造さん

八八PACHI PACHIは2019年の8月8日から限定700本で発売されていました。

製造は愛媛県新居浜市にございます「近藤酒造」さんです。
昭和29年に設立された近藤酒造さんは清酒をメインに様々な地酒を作ってきました。
そして去年初のジン製造を行いました。

近藤酒造さんは新居浜市で唯一の地酒を製造しています。

COCKTAIL

ジントニック

材料

八八ジン:45ml

トニックウォーター:適量

作り方
氷を入れたグラスにジンを注ぎ、氷に当てないように直接液体を狙ってトニックウォーターを入れます。最後に軽く一回程度ステアして完成です。

真穴みかんの甘い香りボタニカルのスパイシーさが絶妙にマッチした仕上がり。
ついつい次の一口が欲しくなる美味しさです。
香りは甘いですが、どちらかというとどっしりとした飲みごたえのあるジントニックです。

オレンジブロッサム

材料

ジン:45ml

みかんジュース:適量

作り方
材料をシェーカーに入れよくシェイクします。
お好みでオレンジスライスなどを添えて完成です。

通常オレンジジュースを使用するオレンジブロッサムですが、今回は八八との相性を考えて、100%みかんジュースを使用いたしました。
みかんの甘さとジンの苦味が絶妙なカクテルです。
ぜひ飲んでいただきたい一杯でした。

まとめ

愛媛県の真穴みかんを使用したジン
真穴みかんのフレッシュな甘い香り
ボタニカルが引き立つスパイシーな味わい
ボタニカル一つ一つにあった蒸留法