今回はホットカクテルと温度の関係(主にお湯割り)について書いていきます!
カクテルと温度は切っても切れないほど重要な項目です。
最も正確に温度を測るには温度計などの器具を使うのが一番だとは思いますが、 実際にバーカウンターでお客様の前で温度計を刺すのは少しスマートとは言えません。
今回はお客様の前でもスマートにお湯のおおよその温度を調整する方法をご紹介します!
温度計がなくてもできる簡単な温度調整

まず一般的にホットカクテルに適した温度は70度だと言われています。
温度計なしで温度を調整する方法ですが、お湯は器から器へ移すと温度がおよそ10度ほど下がると言われております。
よく日本茶などを入れる際に湯冷ましなどを使ってこの方法で温度を調整することもあります。
これを利用することで温度を調節します。
まずは器を三つ用意します。
これで90度です。
◆次に②を③へ、これで80度。
◆最後に再び①に戻して70度です。
これなら直接温度計を使用しなくても温度を調整することができます。
100度以上になってしまうと苦みやアルコール感などが際立ってしまう事があるので、幅を作っても90度までにしましょう。
ただ個人的な意見ですが70度ですとかなり熱く香りもきつくなってしまう印象があります。
好みは人それぞれですが、私は60度前後がぬるくなく、香りも引き立ち、最も美味しい温度と言えます。
ホットジンに最適な温度は60度

一般的には70度がホットカクテルに適してると言われていますが、実際はどうなのか。
美味しい温度を探してみました!
80度と60度のお湯を用意しましたまずは80度のお湯。
どちらもお湯の量は120mlで用意しています。
使用したジンはボンベイサファイアです。
10種類のボタニカルを使用した複雑で柑橘系の皮の香りが特徴的なジンです。

こちらがおよそ60度のお湯です。
テイスティングメモ
結論から申しますと、60度が圧倒的に美味しいです。
美味しいというより程よいといった方が的確かもしれません。
まずは香りですが、こちらは明らかに違います。
80度の香りですが、かなり香りが立ちます。
そのため少しツンとした刺激を感じてしまいます。
香りの引き立ち具合で言えば80度の方が強いですが、少し過剰な印象でした。
60度は適度に香りが強調され、刺激もほとんどなかったです。
そして、味わい・口当たりですが、こちらも80度は刺激が強く、60度は程よく引き立っており、飲みやすく仕上がりました。
ホットジンにおすすめのジン
ホットジンに特におすすめなジンをいくつかご紹介いたします!
傾向としてはジャパニーズクラフトジンが美味しく仕上がる印象です!
424GIN
こちらは4種類の焼酎をベースに作られたまろやかなジンです。
焼酎好きにも胸を張っておすすめできます。

KOMASA GIN ほうじ茶
こちらはほうじ茶を使った香ばしいジンです。
ホットにするとほうじ茶の香りがより際立って美味です。
まとめ
いかがだったでしょうか
もっとこんな検証をしてほしいなど、
ご意見やご感想ありましたら是非お聞かせくださいませ。
今後の記事の改善に繋げたいと思います!
ぜひ皆さんもホットジンを試してみて下さい!