今回はドイツのプレミアムドライジン「wind spiel」をご紹介致します。
ドイツといえばジャガイモのイメージがあるかと思います。
このwind spielもジャガイモをベースに作られており、丸い口当たりが特徴です。
ボトルやラベルのデザインがかっこいいですね。
WIND SPIELの特徴
アルコール度数:47%
内容量:500ml
原産国:ドイツ

テイスティングメモ
◆飲んだ瞬間に舌先に感じる甘味
◆ボタニカルのスパイスとジャガイモの甘味
まずは香りですが、
一言ですごく正統派なジンの香りがします。
No.3と飲み比べてみましたが、どこか似ている雰囲気がありました。
ただジャガイモがベースなだけあってまろやかな甘味があり、クセのない抜け感が特徴です。
口に含むと
すぐさま感じる甘味とその後に正統派ジンのようなボタニカルの香りが来ます。
口内で温度が上がると徐々に甘さが強調されていく印象です。
アルコールのトゲも少なく飲みやすいジンです。
飲みやすいですし、味も正統派なので初めてジンを飲む方がジンのイメージを掴むために飲むのもおすすめです。
ジュニパーベリーの香り:★★★☆☆ | 正統派ジンのようにバランスの取れたジュニパーベリーの香り |
キレ:★★★☆☆ | アルコールのトゲは少なく飲みやすい。後に引かないスッキリとした後味 |
まろやかさ:★★★★☆ | どっしりとした口当たりと丸みのある甘さ |
WIND SPIELの歴史
WINDSPIEL MANUFAKTUR
WINDSPIELはSandra Wimmeler、Denis LönnendonkerとTobias Schwollの3人らによって創業されました。
彼らはあらゆる制約に縛られない自律的な生活を目指していました。
ドイツ、フルカナイフェルの地域にあるベルリンゲンの美しい村のWeilerhofという農地を彼ら3人は夢を叶えるフィールドとして決めました。
tobaisがジャガイモ農家になる夢を持っていましたが、農場の土壌がジャガイモには向かず不可能と言われていました。
ジャガイモへの情熱が冷めないtobaisはすぐさま土壌を整え、ジャガイモの栽培を始めました。
その後は自らの農場で育てたジャガイモ料理を、ジンを飲みながら楽しむ日々を過ごしていました。
そんなある日、Denisがこの自慢のポテトを使ってジンを作ってみないかと2人に提案をしました。
初めはとんでもないアイデアだと思われていましたが、
経験豊富なディスティラーであるHolger Borchersに協力を依頼し、彼らはジャガイモを使った繊細な味わいのジン作りを始めました。
BOTANICAL
・レモンゼスト
・コリアンダー
・ラベンダーブロッサム
・生姜
・シナモン
など
これらのボタニカルをそれぞれ個別に蒸留し、最後に全てを合わせます。
COCKTAIL
ジントニック
材料
ジン:45ml
トニックウォーター:適量

氷を入れたグラスにジンを注ぎ、氷に当てない様直接液体を狙ってトニックウォーターを注いで完成です。
ホワイトレディ
材料
ジン:30ml
コアントロー:15ml
レモンジュース:15ml

材料をシェイカーに入れ、グラスに注いで完成です。
まろやかな甘味がとレモンの酸味がちょうどいいバランスの仕上がり。
ウインドシュピエルのおすすめカクテルです。