こんにちは、
今回はアメリカのハチミツ農家の方が手がけたとにかくハチミツにこだわったふんわりと甘い味わいは特徴のジン「バー ヒル・ジン」をご紹介いたします。
個人的にアメリカはあまり注目こそされませんが多様性に富んだクオリティの高い美味しいジンが多い印象があります。
バー ヒル・ジンの特徴
アルコール度数:45%
原産国:アメリカ
内容量:750ml

◆コクがありまろやかな口当たり
◆甘さとスパイシーの調和
香り
蒸留後に生のハチミツを加えていることもあり、香りもまさにハチミツそのものです。
香りからも甘い味わいを想像できてしまうほどです。
味わい
口に含むとジュニパーを初めとするハーブの爽やかな香りと苦味を一瞬感じることができ、そのすぐ後にハチミツの甘さがやってきます。鼻に抜けるほろ苦いハーバルな香りと味覚にくる甘さの対比が心地よいジンです。
ジンの多くは味覚に感じる要素はほとんどなく、香りだけを楽しむものですが、オールドトムのように甘味といった味覚にくる味わいがあるものは、舌で感じる「味」と鼻に抜ける「香り」を同時に楽しめ、普段とはまた違った面白さがありますね。
バー ヒル・ジン
バー ヒル・ジンはアメリカのバーモント州に位置するCALEDONIA SPIRITS DISTILLERYで作られたジンです。
長年に渡り養蜂家としてハチミツを取り扱っていたTodd氏とホームブリュワリーとしてお酒を作っていたRyan氏が協力しバー ヒル・ジンは誕生しました。
生のハチミツを使ったバー ヒル・ジンはすぐに注目を集め、数々の賞を受賞して行きました。
バー ヒル・ジンにはオールドトムタイプのものもあり、そちらも通常のバー ヒル・ジンと同様に作られ、最後にアメリカンオーク樽にて熟成をし完成されます。
蒸留後に生のハチミツを加えて仕上げる極めて特徴的なジンと言えます。
ハチミツのジンといえば、他にもミードをベースとしたウィワード アンルーリーもあります。
味わいは全く違ったものですが、もし見かけた際は是非飲んでみてください。
COCKTAIL
ジントニック
材料
ジン:45ml
ソーダ:適量

氷を入れたグラスにジンを注ぎ、
氷に当てないように直接液体を狙ってトニックを注いで完成です。
バーヒル自体に甘味があるため、トニックではなく、単純なソーダ割でもしっかりと味覚にくる甘さを感じることができます。
アルコールのトゲが少ないので、いつもより少しソーダの割合を少なく濃いめに甘く作るのもおすすめです。