今回ご紹介するのはロンドンで生まれた正統派なロンドンタイプのドライジン「No.3 ロンドンドライジン」をご紹介します。
No.3ロンドンドライジンですが、
ジンが好きな方でまだ試したことない方はぜひ飲んでいただきたいジンです。
正統派ジンの名に恥じないジュニパーとその他のボタニカルの調和が取れた非常に完成度の高い一品です。
ぜひお試しください。
No.3 ロンドンドライジン
No.3 ロンドンドライジンの特徴
アルコール度数:46%
ジンタイプ:ドライジン
原産国:イギリス
内容量:700ml

テイスティングメモ
ボトルを開けるとスタンダードジンの香りとさらにフルーティーな香りがします。
さらに口に含むとジュニパーベリーのウッディな香りとカルダモンのスパイシーさが広がります。
スパイシーな香りとピリッとした刺激が特徴的
複雑かつバランスの取れた味わいで一体いくつのボタニカルを使っているのかと思ったら6種類のボタニカルで作られているとのこと。
6種類のボタニカルでこれだけ豊かな味わいを表現できるのかと技術の高さを思い知りました。
ロンドンジンなので、砂糖などの味付けを行わず自然由来の素材本来の香りと味わいを感じることができます。
ちなみにロンドンジンはロンドンで作られていなくてもロンドンジンと名乗ることができます。
ロンドンジンについては↓の記事で少し紹介していますので是非ご覧ください
「これぞジン」といった正統派に相応しい味わい。
ストレートで飲んでも楽しめますし、ジントニックでも美味しくいただけます。
辛口なので、甘いのが好きな方には少し合わない印象。
ですが、ジンが好きな方にはぜひおすすめしたい手堅いジンです。
シトラスのフルーティな香りとジュニパーベリーの香りに迎えられます
◆口当たり
まろやかな口当たり。ジュニパーベリーの香りとその他のボタニカルのスパイシーさが広がります
◆フィニッシュ
カルダモンのスパイシーさが鼻を抜け、スッと後味が引く爽やかなジン
BOTANICAL
No.3 ロンドンドライジンに使われているボタニカルは6種です
・コリアンダー
・カルダモン
・アンジェリカルート
・オレンジピール
・グレープフルーツピール
No.3 ロンドンドライジンの歴史
名前・ボトルデザインの意味
No.3 ロンドンドライジンは1689年、ロンドン最古のスピリット&ワイン商のBerry Bros. & Ruddというワイン商で作られたジンです。
またNo.3ジンの名前の由来ですが、これは製造元の住所がBerry Bros. & RuddがNo.3 St James’s Street, Londo (セント・ジェームス・ストリート3番地)であることから由来しています。
また象徴的であるカギのボトルデザインはそのショップの応接室のカギのデザインだそうです。
COCKTAIL
ジントニック
材料
No.3ロンドンドライジン:45ml
トニックウォーター:適量

氷を入れたグラスにジンを入れステアし、液体を冷やします。
その後氷に当てないように直接液体を狙ってトニックウォーターを注ぎ完成です。
スッキリ爽やかで後味も変に残らないこれぞジントニックといった仕上がり。
お好みでライムやレモンなどを絞ってもいいと思いますが、ぜひ最初はトニックウォーターだけで味わっていただきたいところです。
ドライ・マティーニ
材料
No.3ロンドンドライジン:50ml
ドライベルモット:10ml
オリーブ:1個

氷を入れたミキシンググラスにジンとドライベルモットを入れステアし、オリーブを入れて完成です
ジンのキレとベルモットの甘みの調和が取れたバランスの良い一杯。
マティーニならNo.3ジンが一番だと感じています。
ダーティ・マティーニ
材料
No.3ロンドンドライジン:60ml
オリーブ浸漬オイル:1tsp
オリーブ:1個

ミキシンググラスにジンとオリーブ浸漬オイルを入れ、ステアします。
最後にオリーブを入れて完成です。
ジンにオイルの塩味が加わってちょっとしたアクセントになります。
ジンの味を存分に味わうことができる一杯。
かなり度数は強いので注意が必要です。
まとめ
今回は正統派ジンと名高い「No.3 ロンドンドライジン」をご紹介いたしました。
「スタンダードジンやクラフトジンなど様々なジンを飲んできた方」にも
「まだあまりたくさんの種類のジンは飲んだことない方」でもしっかりとジンをお楽しみいただけるかと思います。