今回は木の香りが特徴的な香立-KODACHI-をご紹介いたします。
香立は和歌山県のスギやヒノキを使用した森林浴を彷彿とさせるほどはっきりと木の香りが広がるジャパニーズクラフトジンです。
木系の香りが好きな方にはかなりおすすめです。
また、ベースアルコールも無味無臭なものを使用しているとのことですので、ベースのクセもなく素直にボタニカルの味わいを楽しめるのも特徴です。
香立の特徴
アルコール度数:47%
内容量:700ml
原産国:日本(和歌山県)

テイスティングメモ
◆トップに感じるほのかな甘み
◆余韻まで続くしっかりとした木の香り
まずは香りですが、
嗅いだ瞬間からわかる木の香り。
本当に想像通りのスギとヒノキの香りがします。
木の香りが好きな方は間違いなくハマります。
実際に飲んでみても
ヒノキとスギを強く感じます。
本当にコンパウンドジンのように漬け込んでいるのではないかと思ってしまうほどしっかりと木の香りを感じます。
ベースアルコールも無味無臭のものを使用しているため、スギやヒノキを一切邪魔しない仕上がりの印象。
木の香りのするジンの中では本当に美味しい仕上がりです!
ジュニパーベリーの香り:★★☆☆☆ | ジュニパーもしっかり感じますが、それ以上スギ・ヒノキが強いです。 |
キレ:★★★☆☆ | クセのないベースアルコールと木の香りでスッキリとしたキレがあります。 |
木の香り:★★★★★ | 木の香りで香立を超えるのはなかなかないかと思います。 |
香立について
香立 -KODACHI-は厳選したボタニカルの風味を存分に引き出すために無味無臭のベースアルコールに漬け込み最適なタイミングで引き上げ、常圧でじっくり蒸留をしていきます。
和歌山県の7割は森林が占めており、その森林の多さから「木の国」転じて「紀の国」と呼ばれているそうです。
そんな木の国で育ったヒノキやスギを使用することで森林浴を彷彿とさせるような深い木の香りを実現しております。
BOTANICAL
◆スギ
◆ヒノキ
◆山椒の種
◆レモン
◆温州みかん
香立の由来
香りが立つと書いて「香立-KODACHI-」
ボタニカルにも含まれているスギやヒノキの香りが立ち上る様と、たくさんの木が立ち並んでいる様子を表す「木立」から由来しているようです。
スギやヒノキの香り成分に含まれる「α-ピネン」が森林に囲まれているような爽やかで深い木の香りを感じさせてくれます。
中野BC株式会社
中野BC株式会社は元々は1932年に中野醤油店として醤油の販売を開始したところからスタートしました。
それから数年後、醤油製造から撤退し焼酎、果実酒、清酒の製造を開始しました。
その後様々な歴史を経て、2017年にジンの製造を開始し「クラフトジン槙-KOZUE-」を販売し、リヨンコンクールで金賞を受賞しました。
富士白蒸留所
「槙-KOZUE-」「香雪-KAYUKI-」「香立-KODACHI-」など和歌山のボタニカルをふんだんに使用したお酒を製造しています。
富士白蒸留所は中野BCの始まりとなった焼酎「富士白」の名を借り、初心を忘れない想いを込めて付けられたそうです。
そんな富士白蒸留所は最高基準の2倍ともなる高い蒸留塔を保有しているそうです。
高い蒸留塔の方がより純度の高い焼酎ができるとされており、「工夫に勝るものなし」という創業者の中野利生さんの商品に対する熱い信念から特別に許可を得たそうです。
COCKTAIL
ジントニック
ジン:45ml
トニックウォーター:適量

氷を入れたグラスにジンを注ぎ、その後氷に当てないように直接液体を狙ってトニックウォーターを注いだら完成です。