【未来ヅクリ2021】ヤッホーブルーイングのビールを使ったクラフトジン

今回はクラフトビールで有名なヤッホーブルーイングさんと戸塚酒造さんが共同で開発した余剰ビールを原酒に作られた他に類をみない味わいのジン「未来ヅクリ2021」をご紹介いたします。
ビールと日本酒の大手が作り上げたジン。とても期待できます。

未来ヅクリ2021の特徴


アルコール度数:44%

内容量:500ml

原産国:日本

販売元:戸塚酒造株式会社

テイスティングメモ

ビールの華やかな香りと心地よいヒノキの余韻
◆ビールベースならではの華やかなモルト香
◆コリアンダーの爽やかかつスパイシーな風味
◆長く続くヒノキの余韻

香り

香りの印象はビールを原酒としたのがはっきりとわかるほど豊かなビールの特徴的な甘いモルト香とほんのりとしたビターな香り。
さらにそこに合わせて感じる南部の木(ヒノキ)の香り。
ホップを使用したジンやビール原酒のジンは他にもあれど、未来ヅクリ2021と似た香りを持つジンは他に飲んだことがないほど特徴的な香りです。

味わい

実際に口に含んでみると香りほどビールのインパクトはなく、
優しい口当たりとヒノキの木の香りが主体となって広がっていく印象です。
しっかりどっしりとした味わいなので、ソーダやトニック割りでも美味しくいただけます。
個人的にはトニックで少し甘さを足してあげると美味しかったです。

注意深く飲むとトップに山椒のスパイシーな香りを感じますが、やはりヒノキが少し強めでその他のボタニカルが若干拾いづらい印象です。
樹木系のほろ苦なジンが好みの方には間違いなくハマる味わいです。

未来ヅクリ2021

ヤッホーブルーイングと戸塚酒造の共同開発

未来ヅクリ2021は千葉県の軽井沢に醸造所を構え、「よなよなエール」や「水曜日のネコ」、「インドの青鬼」などのビールで知られるヤッホーブルーイングさんと、
1653年から続く「寒竹」などで知られる戸塚酒造さんが共同で開発したクラフトジンです。
戸塚酒造さんは長野県に位置し、「地域の風土を活かした酒造り」を大切にし、使用するお米は長野県産のもののみというこだわりのある酒造です。

未来ヅクリ2021では8種類のボタニカルを使用しています。
ヤッホーブルーイングさんも、戸塚酒造さんにとってもボタニカルのブレンドは初めての試みだったそうです。
ブレンドするボタニカルの選定はもちろん、漬け込むタイミングなど何度も試行錯誤を繰り返し、細部までこだわり抜いて作られたジンです。

未来ヅクリ2020

昨年2020年にも未来ヅクリ2020という名前でスピリッツを発売していましたが、
こちらはジンではなく、クラフトスピリッツという位置づけで発売をされておりました。

 

BOTANICAL

・南部の木(ヒノキ)
・山椒
・オレンジピール
・緑茶
・カルダモンシード
・コリアンダーシード
・生姜
・ジュニパーベリー 

 

COCKTAIL

ジントニック


材料

ジン:45ml

トニックウォーター:適量

作り方
氷を入れたグラスにジンを注ぎ、
その後氷に当てないように直接液体を狙ってトニックウォーターを注いで完成です。